club heaven 10周年おめでとうございます

参加できなかったんですけれども、参加できないならできないなりのお祝いの仕方があるかなあと思いまして、なにかしら書いてみようと思います。書かなきゃならんだろうなあと。これら、きっとclub heaven DJsの3人と、話したかったことなんだろうと思います。記念日に話さないと、なんだか昔のこと蒸し返すのってはばかられる。


■club heavenとの出会い
1999年6月のことと思います。4月に広島から東京に来たおれことMarrなんでございますが、やることといったらやっぱりレコード屋さんめぐりなのでした。時代はネオアコースティック一色で、ネオアコ中古レコードの値段も尋常じゃなく、そんなレコードを追い求める人口も多くおり、今考えれば「ネオアコバブル」な時代。そんな中、独自の流通経路でレアなネオアコースティックなレコードを多く擁するレコード屋、DMS RECORDS。正直な話、値段は割高だったんですけども、日本では絶対にお目にかかれないレコードを仕入れていたため、この店のファンは多くいました*1。その店の入り口ドアに張ってあった、club heavenの宣伝用ポスターが僕とclub heavenとの出会い。そのポスターに書いてあった正式なタイトルは覚えてないんですけれども、club heavenでヒット中の曲を100曲、ジャケット付で紹介しているポスターで。それを見て、自分の聞きたい曲・知っている曲がたくさんあったため、吉祥寺はbar dropまで足を運ぶことになったのでした。100選の中で思いっきり憶えているのは、Aztec Camera"Pillar To Post"、Brilliant Corners"Delilah Sands"、Throw That Beat!"Lotsi go go"。大好きな曲が3曲あれば、イベントへ足を運ぶきっかけになる、って僕が思っているのは、きっとclub heavenとのこの出会い方があるからなんだろうなあと、今となっては思います。それを見て、どうしてもclub heavenに行きたくなったおれことMarrは、新入社員として知り合った、フリッパーズ好きが高じて知り合った何人か(6人だったと思うのだけど)で、夜の吉祥寺に向かうのでありました。その中の一人が、みんなにおなじみのリン君(mixi内リンク)なわけです。


■club heavenについて思い出などいろいろ
なんていうと、やっぱり出てくるのは1999年から2001年まで、相方のリン君とむちゃくちゃしてたことなんですけれども。1999年の7月から2000年の7月までは大阪で働いていたので、正確には2000年7月から2001年のいつからかまでかな。なんだかよくわからんけども、とにかくめちゃくちゃによっぱらってクラブイベントに行って、人と交流して、リンが最新型デジタルカメラでイベントのようすを取って自身のサイトに(勝手に)載っける、ということをやっていた時でございました。あのときは、確かBig Beatが全盛の時で、行く度にFat Boy Slimや、Mint Royaleなんかを聴いた気がします。ギターポップでもspearmintの"a week away"とか"trip into space"もこの頃かしらね。もうちょっと前のリリースになるのかも知れないんだけども、メキシコさんがパパパ名曲のVolley"Cookie Monster"をかけてて、あーみんな好きなんだなあと親近感を憶えたことも。当時の僕には、ソウマさんのかける曲はわからなかったなあ。ギターポップというか、日本のギターポップ一直線だったもんで。最近になってだんだんわかり始めた次第でございます。最近のUK ROCKブームのさなか、club heavenのお客さんのそういう需要に応えているのはソウマだと僕は思ってます。みんなも当然そう思ってると感じますけれども。そんなこんなでわけもわからず騒いでた2000年、club heaven V.S. Pop iT!にて、Pop iT!方面にも交流が生まれるのでした。と、その話は後ほど。Q'sさんと初めてお会いしたときは、肩に乗せてくるくるーと回したことを憶えています。あと社交ダンスっぽいこともした。


■さいごに
おれことMarrはもちろんclub heavenが大好きなわけであり、正直な話、club heavenという「スタンダード」があるからこそ、perfect popみたいなこだわりのイベントができるんだと思っています。これからもたのしいイベントであってほしいなあと思います。無くなったら、僕らがスタンダードにならなければ!言い過ぎた。ふふふ。

*1:今みたいにインターネット経由で海外に個人発注できたりしない時代だったから重宝されたいたんだろうし、強気な値段設定だったんだろうなと思います。