最近の新譜はすばらしい。特に北欧モノが目を見張る素晴らしさだ。メロディが美しくてアレンジのつたなさが気にならないものや、ホーン・ストリングスでデコレーションされた、アレンジ面で合格点を軽くふりきっているものまでそれはそれは僕をわくわくさせてくれる。でも、いい悪いは結局は個人のセンスによるもので、聴く人によっては買ったCD・レコードになんの価値も見出せない、そんなこともあるかと思う。なにがいいたいかというと、レコード屋さんのキャプションとかリコメンドカードとか呼ばれている店員のコメントが入った紙っぺら、あれは誇張が割といい感じに含まれている、ということだ。でもそれは悪いことなんじゃなくて、文面で作品のよさを伝えようと思ったらいい感じに誇張を含まないといけないんだ。最後に判定するのは結局、それを買った人自身であり、キャプションなりリコメンドカードなりは、買わせるための手段にすぎない。こういうと商売のにおいがしてなんだかきなくさい感じが出てくるんだけど、買ってもらって家で自由に聴ける状況になって初めてそのCDなりレコードの魅力が出てくるので、初対面の場は2割増しくらいでエキセントリックであったりスキャンダラスであったりしたほうがいいんだよ、という話。
これがなんにつながっていくかというと、みなさん大方予想はついていると思うけどperfect popのディスクレビューに影響がでてくるのです。いくらいいCDとかレコードがあっても、いやらしいくらいのプロモーションしないとみんな買ってくれないんだな。
微妙に論点がズレている感じがするなあ。まあ簡単に言うと、普段のテンションと違う感じのキャプションがついたCDは当たり率がその他と比べてとても高いので買ったほうがいいですよみたいな感じ?あーえーと、正直なにをいいたかったのか忘れました。